2007年09月04日

天然石のグレード表示について

オークションの質問欄から天然石のグレードに関する質問を頂きました。良い機会ですので「グレード表示」についての私見を掲載させていただきます。

まず、いろいろな業者さまが「AA」や「AAA」などと商品欄に記載されているグレード表示は、その業者さまが独自の判断でつけられているものであって、天然石の品質を補償するものではありません。

おそらくは「AA」や「AAA」と表示した方が、商品の売れが良いのでつけられ始めたものでしょうが、現在はそれがエスカレートして、「AAAAA」やそれ以上のグレード表記も見られます。

私自身はこれらの表記を購入の際の判断材料には入れていません。極端な話「A」だと思ったものに対して「AAAAA」とつけることもできるからです。

実際、いろいろな業者さまから天然石を購入していると「AA」などの表記の曖昧さがよく分かります。ある業者さまの「AA」が、別の業者さまの「AAA」よりも発色が良かった、などということは当たり前のようにありますし、手元に届いた天然石の品質に疑問を感じて問合せをすると「AAA」だったはずの商品に対して「お値段を安くしているのでその品質なんです」と回答を頂くこともありました。

ですから私は、自分がお譲りする天然石に対しては今後も「A」や「AAA」などのグレード表記をつけるつもりはありません。

私が現在オークションでお譲りしている天然石の出品条件は「自分が欲しいと感じたもの」「写真を見て綺麗だと感じたもの」の中で、実際に届いた商品と掲載されていた写真に相違が少なかった天然石を、さらに1連1粒のソーティングに出し、結果がOKだったもの。と決めています。

もちろん購入した天然石の中にはソーティング結果がNGだったためにオークションには出品できない天然石や、名称に間違いはなくても不純物が多く石の質が悪すぎるために、あえて出品していない天然石も多々あります。

ちなみに、ソーティング結果がOKだったものとは、名称に間違いがなく、染色や着色がない天然石となります。無色材を使用した含浸処理等については問題視しておりません。
※詳しくは「個人的定義」をご参照ください。
posted by isinohanasi at 00:00 | 業者と消費者の間にある認識の壁
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