2007年12月11日

第9回 QVCジャパン様の虚偽表示

■株式会社イマックビーシー様について


前回お知らせした商品のうち「ムンシュタイナー」のブランド商品が、表示されなくなっていましたので「ムンシュタイナー」というお名前から、半日かけて卸元を探し、直接お電話させて頂きました。


その卸元とは、株式会社イマックビーシー様です。
 http://www.wisecart.ne.jp/imacbc


楽天市場や、yahoo!ショッピング店では「ジェムズファクトリー」という店舗名でジュエリーの販売をされているようです。

 楽天市場
 http://www.rakuten.co.jp/imacbc/
 yahoo!ショッピング 
 http://store.shopping.yahoo.co.jp/imacbc/index.html




実際にQVCで商品を紹介されていたアイバさん(漢字を聞き忘れました)とお話をさせていただいたのですが、前回のQVCの放送では「流通名と鑑別名が違うことを消費者の方に説明したつもりだった」との回答を頂きました。


けれども、少なくとも私にはそうは見えませんでした。ペリステライトは日本の鑑別上、そのように表記されるが、ドイツではムーンストーンとして扱われている。といった主旨の説明をされている印象を受けました。
 ※商品の動画は保存済みですので、次回掲載させて頂きます



この件につきましては、全国宝石学協会を通して事実を確認していただいた結果、日本のガイドラインと主要国のガイドラインが違う事はない、との回答を頂きました。要するに、諸外国でも業者様がペリステライトを勝手にムーンストーンとして扱っているだけで、鑑別結果はペリステライトと表記されるわけです。


このあたりは今の日本と同じですね。問合せをするとほとんどの場合、業者様がつけた流通名を「正」と仮定した主張を展開されますが、流通名というもの自体が、いつどこで誰がつけたかもわからない名称であり、業者間で定着しているからという理由だけでは「正」とはなり得ません


また、アイバ様は「ムンシュタイナーからはムーンストーンとして石を買い付けているため、そのような説明になった」と主張されましたので「いちカッター技師の方に責任の全てを押し付けられるつもりですか」と問うたところ「そのようなつもりはありません」と返答をされました。


さらにアイバ様は、本物のブルームーンストーンの希少性についてもよくご存知で、私が鑑別上「ムーンストーン」と表記される、本物のブルームーンストーンを所持しており、最近鑑別書を取得したばかりであることをお伝えすると、とても驚いていらっしゃいました。本物のブルームーンストーンの市場での流通が、そこまで少ないことを知った上で今回の商品説明をされたのであれば、やはり商品を売るための誤魔化しが入っていたとしか考えられません。


いち消費者としては、そのような商品説明や販売方法には納得できません。また、ペリステライトが希少石であるかのような説明に対しても納得できませんし、高すぎる価格設定にも納得できません。使用されている石がペリステライトである以上、商品価格はもっと下げられるはずです。



この件につきましては、株式会社イマックビーシーの社内で検討の上、結果をご連絡いただけるとの事でしたので、しばらくは待ってみようと思います。


ただ私自身、株式会社イマックビーシー様が、このような販売方法を取られていたことに対しては、大変大きなショックを受けました。と言いますのも、日本に「鑑別」という概念を持ち込んだ、近山晶さんのセミナーを開催されている企業様である事も知っていましたので、石に対する知識と真摯な姿勢はお持ちであると考えていたからです。


組織が大きくなると、何かが変わってしまうのでしょうか。株式会社イマックビーシーの代表を務めていらっしゃる方は、今回の件を、どのようにお考えになるのでしょう。



ちなみに、近山晶さんはつい先日お亡くなりになりました。一度はお会いしてみたかった方でした。本当に残念です。
posted by isinohanasi at 07:17 | TVショッピングQVC様の虚偽表示
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