2007年08月08日

最終的な責任は誰にある?

「鑑別書のついていない天然石を購入する場合、染色表示のない商品が染色品であっても、再生処理表示のない商品が再生処理品であっても、極端な話、本物と信じて買った商品が偽物であったとしても、最終的な責任は、それを選んだ消費者側にある」

これまで問合せをしてきた結果を総合すると、今現在の天然石売買業界における「業者視点」の常識とはこのようなものなのですが、本当にみなさんは、この事実を知った上で購入をされているのでしょうか。

売り手の考える「販売を目的とした常識」と買い手の求める常識とのあいだにはあまりも大きな開きがある、と考える私のほうが少数派なのでしょうか。

これまでにオークションで取引いただいた方々が教えてくださったお勧めの業者さまも含め、かなりの数の問合せをしてきましたが、はっきり言って、自信を持ってお勧めできる天然石業者さまはひとつもありませんでした。

現在私が一番信頼を置いている業者さまの商品でさえ、ものによっては購入後の染色チェックや鑑別に引っかかり、オークションに出せない天然石もあります。

だったら実際に目で見て買えばいいと思われるかもしれませんが、目で見たところで、素人が判断できる範囲は限られています。それは、買付けのプロが「天然色」として買い付けてきた天然石の中に染色品が混ざっていることからも明らかです。

プロにすら見抜けないものを素人に見抜けということ自体に無理があり、また購入者に必要な情報を与えないまま天然石を販売する、業者様の姿勢にこそ問題があると私は思います。

都合の良い部分だけを説明し都合の悪い部分はひた隠し「うちは別に天然石のパワーだのなんだのを売りにしているわけではないし、天然石にそんな力があると考えてませんから」と、主張されるのならば、是非ともその見解を販売サイト上で公にしてほしいと思います。

それらを公にしないのは、公にすることで自分たちに跳ね返ってくる損害があることを知っているからなのではないですか。

この文章は特定の業者さまに向けて書いたものではありません。これまで問合せさせて頂いた、全ての天然石業者さまに対して書かせていただきました。業界の常識にとらわれず、多角的な視点を持つことが必要なのではないでしょうか。


posted by isinohanasi at 00:00 | 業者と消費者の間にある認識の壁
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大阪遠征

明日から明後日にかけて大阪に行ってきます!
オークション関連でお待たせしてしまう方々には申しわけありません。
戻りましたら順次対応いたしますので、よろしくお願い致します。
タグ:天然石
posted by isinohanasi at 00:00 | 日々徒然
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