2007年06月05日

「天然に近い石」に対する個人的定義

私の考える「天然に近い石」とは「かつてトリートメントに属していた種類の処理」がされていない石のことです。

ちなみに、エンハンスやトリートメントといったカテゴリ分けは過去のもので、現在は1つ1つの処理に対しての処理内容が鑑別書に記載されます。

現在私が「天然に近い石」に含まれないと定義している天然石は以下の通りです。

処理品について
 ・染色品
 ・着色品
 ・放射線処理品(分析が難しいため、この手の商品はお譲りしないことにしています)
 ・合成品
 ・再生処理品(練りなど)
 ・有色材を使用した含浸処理品

処理以外について
 ・名称と実物に著しい相違がある天然石


無色材を使用した含浸処理やオイル処理、その他「かつてエンハンスに分類されていた処理」については問題視していません。また染色や着色加工や合成品などについても、それらの情報が正しく購入者に伝わってさえいれば、特に問題視することはありません。

私は処理や加工の全てを否定しているわけでもありませんし、するつもりもありません。また一切の処理が入っていないものだけを「より天然に近い石」と定義しているわけでもありません。この点については、誤解のないようお願い致します。



パワーストーンや天然石関連の書籍、天然石のもつ意味や効能などの情報が氾濫している一方で、販売している天然石に対して、最低限の知識も責任も持たないショップさまや業者さまもまた氾濫しています。

販売している天然石に責任を持って下さらないなら、せめて消費者が「購入する天然石に対して自己責任をもてる」だけの情報を記載しておくべきだと思うのですが、残念ながら、取扱商品に対して責任を持つことも、十分な説明をすることも「必要がない」ことにされてしまっているのが、天然石業界の現状です。

それらに強い疑問を感じたからこそ、天然石の処理について問合せをしたり、購入した天然石を自分で鑑別に出したり、それらの結果をブログ上で記事として取りあげています。

天然石を商材として生計を立てている業者さまは、今一度、自分たちのビジネスが人間の弱さや信じたいと願う気持ちに、深く関わり得る可能性についてもご考慮ください。

もともとは自然に存在していた天然石に対して、効能やパワーストーンとしての意味を後付けしたのは人間です。それらの行為が結局はただ商売のための手段であるならば、あまりにも無責任であり、人の心の痛みに対して無神経すぎるのではないかと、私は思います。

 


posted by isinohanasi at 00:00 | 天然石に対する個人的定義
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私が天然石をお譲りし続ける理由

私は現在、ヤフーオークションを通して天然石をお譲りしています。はじめは手持ちの天然石がなくなったら、オークションへの出品をやめ、樹脂粘土で猫でも作って癒されるつもりでした。けれども知れば知るほど、問合せれば問合せるほど、曖昧でいい加減な天然石業界の内情が見えてきました。

オークションを通して今後も天然石をお譲りし続けることを決めた大きな理由のひとつは、業者さまの販売に対する姿勢や対応に疑問を感じるケースが多かったからなのですが、これまでに疑問を感じた内容(の一部)を箇条書き出すと、下記のようになります。


 ・天然石に対する知識や情報をほとんど持たずに販売をしている業者さまが多いこと。
 ・知っていながらあえて処理情報を掲載しない業者さまも多いこと。
 ・仕入れ元の情報鵜呑みで、取扱商品に対して責任を負う姿勢が見られないこと。
 ・簡単に責任転嫁されること。
 ・天然石の処理について簡単な質問をしただけで、神経質で迷惑な客扱いを受けるケースが多いこと。
 ・都合の悪い問合せに対しては、高圧的な回答される業者さまが多いこと。
 ・根拠のある問合せをしても軽くあしらわれるケースが多いこと。
 ・虚偽表示を指摘すると一方的に取引を拒否されたこと。
 ・虚偽表示を指摘すると逆切れをされたこと。
 ・鑑別に出していないにも関わらず「出している」と嘘返答をした業者さまがあったこと。
 ・購入した天然石を個人的に鑑別に出した結果、かなりの数の業者さまが処理品や虚偽表示品を、十分な説明のないままに販売されている事実がわかったこと。
 ・鑑別の結果「明らかな虚偽表示品」であることが証明された場合でも、購入した天然石の返品に応じるだけで、鑑別などにかかった費用は一切補償しないと回答された業者さまが多かったこと。
 ・天然石の価格や販売実績などの情報だけでは、消費者側が購入判断をするのは難しいこと。
 ・一般的な消費者にとって天然石の鑑別はまだまだ敷居が高い作業ですが、そのことを逆手に取って嘘情報を記載し、利益を得てい業者さまを多数見かけたこと。
 ・染色品について返品を希望したところ「(染色品ではありませんが)質の低い方の石ですので、身につけていると色褪せたり白っぽくなっていくんです」と、堂々と嘘の説明されたこと。(鑑別の結果、染色品でした)
 ・「どこでもそんなもんですよ。うちだけじゃないんだから、別にいいじゃないですか」と開き直られたこと。
 ・「最近は購入される方もアクセサリーパーツとして買っていかれますから、別に染色品や処理品に拘ってないんじゃないですか」と他人事のように言われたこと。
 ・その一方で、天然石やパワーストーンの効果や効能を確信犯的に利用していること。
 ・根拠のない情報操作が、天然石の価格をあげてしまっていること。
 ・これまでは屑石(混ざり物が多い石)という理由から流通していなかった天然石に、勝手なコマーシャルネームをつけて販売しようとする業者様が増えてきたこと。
 
などなどなどなど。

要するに、私が垣間見た天然石業界とは、いったい何を信じれば良いのかさえかわからない無法地帯だったのです。業者さまの多くは、自分たちにとって不都合な情報はあえて表示されませんし、たとえ虚偽表示の商品を販売したとしても、返品以上の補償責任はないと言われます。だからといって、虚偽表示品を販売しない為の努力をしてくださるわけでもありません。抜き打ち鑑別は「採算が合わない」の一点張りです。

それならばいったい誰が、間違った商品を買わされた責任を取ってくれるのか。

虚偽表示品を売っておきながら「ものが天然石だからしょうがない」という言い訳が成立するという考え方を、まずは改めていただきたいと切に思います。
posted by isinohanasi at 00:00 | ブログ運営の目的と理由
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